【iPad手帳化計画】TimepageとPlanner for iPad はどちらが良い?
こんにちは。ぷうやんです。
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iPadはあらゆるコンテンツを一元化させることに成功しました。
テレビ、ゲーム、音楽…。
そしてApple Pencilが出てからは、ノート・ペンといった筆記具の代わりも担うようになり、人類の文化を長らく支えてきたメディアである、紙さえもiPadで担えるレベルになりました。
そんな中、まだ紙から離れられない!というものに、「手帳」は無いでしょうか。
手帳は使えば使うほど、自然と自分なりの使い方をカスタマイズしていくものなので愛着が湧き、中々離れられないという方も多いのではないでしょうか。
私も手帳だけはどうしても紙から脱却することができずにおりました。
しかし、iPadマスターを目指す私は、この度思い切って手帳をiPadにて運用することを決めました。
調べると有力候補が2つ出てきました。
1つは、あのノート界の絶対的巨匠、ヘミングウェイやピカソなど、名だたるクリエイターが使ってきたというモレスキンが出している「Timepage」。
もう1つは、様々なメディアで称賛されている、Planner for iPad。
2大アプリを比較検討してみました。
「一般企業のサラリーマン目線」でのお話になりますので、その点はご留意くださいませ。
なお、Timepageに関しては、兄弟アプリである「Actions(タスク管理)」「Flow(ノート)」とのセットを前提に比較しております。
これらのアプリは、同じバンドルで購入することができ、それぞれ購入するよりもボリュームディスカウントが効きます。
3つの観点から比較
この2大アプリを以下の3つの観点から比較してみました。
1. デザイン
2. 使い心地
3. 連携
Timepageでは、美しさを保つために犠牲にしている部分が多かれ少なかれあるという点を踏まえて、いってみましょう。
1. デザイン
デザインに関しては、
Timepage=オシャレ・スタイリッシュ
Planner for iPad=可愛い
Timepage
洗練されたデザインです。
文字もスタイリッシュですし、色も自分で選択できます。
しかも色選択するときもいちいちオシャレ笑
ただ、美しいが故に、カスタマイズ性に欠けます。
カスタマイズ性というのは、手帳にとにかくなんでも書き込む、色々とメモをするタイプの人にしてみれば、自由度は低くなると感じます。
Planner for iPad
相対的にみると、可愛い感じです。
色は白か黒を選択できます。
あとは、非常に手帳ライクな使い心地ですね。
紙の手帳をそのまま電子化したようなハイブリッド型です。
なので、例えばアポの予定を入れた時に、持ち物は何で、何時に集合で、どの担当者と会うか、といったことを自分の任意の位置に書き込むことができます。
2. 使い心地
Timepage=デジタル
Planner for iPad=アナログ
簡単にいうと、このように分類できます。
使い心地は下記の項目で比較してみたいと思います。
• 操作性
• 通知機能
• 一覧性
それではいってみましょう。
・操作性
Timepage
イメージとしては、Googleカレンダーがものすごくスタイリッシュになったようなイメージです。
月間から週間、そして今日をスワイプで流れるように操作できます。
また、タップして予定入力したり、ビューを切り替えたりするのが高速でできるのが良いですね。
癖になる操作性です。
ただ、スマホでの入力もシームレスにできるためなのか、Apple Pencilで書き込むことは一切できません。
ノートアプリのFlowを使えば、日記のようなものをApple Pencilを使って追加することはできます。
Planner for iPad
Apple Pencilで書き込みできるところが、Timepageとは大きく異なります。
Timepageと異なって自分が書きたい箇所に文字を書き込めるので自由度は圧倒的にPlanner for iPadのが優れています。
また、アプリの設定から、月間⇄今日はタップだけで切り替えできるようになります。
• 通知機能
Timepage
通知機能は圧倒的にTimepageに軍配が上がります。
兄弟アプリの「Actions」を使用すれば、さらに簡単に通知をすることができます。
デジタルならではですね。
Planner for iPad
通知機能はありません。
これは紙の手帳と同じですね。
自分で見にいかないといけません。
この習慣が無い人は、予定を忘れてしまう可能性があるため、少し危険かもしれませんね。
アプリはデータであって、モノではないからです。モノは物理的に存在があるので、目に入ってきやすいですが、アプリはデータなので目に入ってはきません。
自分から予定を確認するという習慣が無い人には、予定をすっぽかしてしまう危険性は十分にあります。
ただし、iosのカレンダーから予定を入力すれば通知を出すことができるようにはなります。
この点は、後述の「3 .連携」の中で詳しくお伝えします。
• 一覧性
Timepage
どんな予定があるか、どんなToDoがあるか、どんなメモがあるか、を把握するのは簡単ですが、その予定が1日の中でどれほどの時間を占めているのかを把握するのは苦手です。
つまり、時間の余白は確認するのが苦手です。
Planner for iPad
視認性は良いです。
紙の手帳でいう、バーティカル表示ができます。
横軸に時間メモリが入っていますので、時間の余白は非常にわかりやすいです。
視認性という点では、Planner for iPadが有利ですね。
以上、使い心地の比較でした。
まとめると、デジタル特化なのがTimepage、アナログライクなのがPlanner for iPadということになります。
どちらもメリット・デメリットがあり、甲乙つけがたい印象です。
3. 連携
ここでいう連携とはスマホや他アプリとの連携です。
結論からいうと、Timepageの圧勝です。
というよりは、Planner for iPadはほとんど連携がないと思っていただいてOKです。
Timepage
まず、iosのカレンダー、Googleカレンダーと連携できます。
さらに、同じくモレスキンが出している兄弟アプリ、「Actions」「Flow」との連携が強すぎます。シームレスすぎて鳥肌もんです。
具体的には、Todayの中に表示することができるんですよね。
ActionsのToDoが表示できるのはわかるのですが、ノートのFlowまで表示できるのは本当にすごいと思います。
これは画期的だと思います。
Planner for iPad
こちらはほぼ何も連携はできないです。
iosのカレンダーからのみ、連携ができます。
スマホからは月額360円 or 600円で、見ることができるようになります。
ただ、入力することはできません。
なので、iPad特化型のアプリだということを知っておかなければいけないアプリです。
もちろん、スマホからiosのカレンダーに予定を入れれば同期されるので、そこは便利です。
ただTimepageと比較すると連携は惨敗と言わざるを得ないですね。
価格
価格は、下記の通りです。
Moleskine Studioバンドル→Timepage・Actions・Flowがセットになったバンドル
年間:2,100円
※Timepageのみであれば、月額:200円・年額:1,200円
※Moleskine Studioバンドルの場合、月額のサブスクリプションはありません
Planner for iPad
基本料金:無料
・ベーシック:月額360円→クラウドストレージ5GB
・プラス:月額600円→クラウドストレージ10GB
※有料にしないとiPhoneで予定を確認することはできません
価格は、Moleskineの方が年間で見たら圧倒的にお得ですね。
まとめ
以上、2大スケジュールアプリの比較でした。
お互いにメリット・デメリットがあります。
正直、どちらを使って行こうかと決めきれない状況ですが、私の場合は、Planner for iPadを本業のスケジュール管理では活用していこうと思います。
やはり、紙の手帳の感覚に近いという点と、手書きできるという点はメリットですし、ストレスを感じないからです。
まだまだTimepageの方は、使うこと自体に脳のメモリを使う気がしてしまいます。
また、1日の余白が確認できない点が私にとっては致命的でした。
ただ、スマホで予定をよく入れる人は、Timepageの方がスタイリッシュでToDo管理に優れているのでお勧めです。
試してみて自分に合う方を採用してもらえたらと思います。